赤ちゃんを救え!

 東日本大震災直後の物資不足で我孫子市長・ほしの★順一郎が心配したのは乳幼児のことだった。こんな時は誰でもある程度我慢が必要だが、赤ちゃんはそうはいかない。スーパーの棚から飲料水もなくなっているという。粉ミルクが作れないじゃないか!

 「水をかき集めるんだ!」ほしの★市長は部下に指示して取扱い業者にも掛け合いできる限りの調達をし、それを1歳未満の子どものいる家庭に配布した。職員のなかには、子どものいる家庭を突然訪問して問題にならないかと心配する者もいたが、もし聞かれたら市長命令で来ましたと言いなさい、責任は自分がとると言って送り出した。無論、感謝こそされ文句を言われた者は一人もいなかった。

手賀沼花火で臨時列車

 手賀沼花火は美しい。しかし帰りの大混雑はうっとうしい。駅のホームは人があふれて危険きわまりない。ほしの★順一郎は考えた。そうだ、この手賀沼花火大会にJR東日本の役員を招待しよう。そして・・・

 夜空と手賀沼の湖面に映える美しい花火の連続に部長は満足してくれたようだ。そしてその帰り、我孫子駅で1時間以上待たされて呟いたそうだ。よく事故が起きないな・・・

 翌年から手賀沼花火大会終了に合わせ、我孫子駅の臨時改札口が開き、常磐線に臨時便が走ることとなった

 常磐線のホームで最初の待合室が我孫子駅に造られたのも、成田線の要望等で足を運ぶほしの★市長の熱意に応えたものと聞いている。

母乳検査もできますよ

 放射能汚染で不安な若いお母さんが、地産野菜の安全性に関する説明会の後、帰りがけにほしの★市長を呼び止めて訴えた。私の母乳が汚染されていないか毎日が心配で、どうしていいかわからないと。ほしの★市長はすぐに答えた。
 「搾った母乳を市役所に持ってきてください。すぐ測定できますよ」と。

 すでに市では放射線検査機器を導入して検査体制はできていた。野菜も母乳も測定できる。ただ母乳を特には呼びかけていなかったので、検査の仕方を知らずに不安なお母さんが大勢いたのだ。この最初のお母さんの母乳検査の結果は異常なく、以後すべての母乳で異常は出ていない 。不安に一つずつ応えていくことが安心につながるのだと、 改めて思ったほしの★順一郎だった。